「おむすび&お味噌汁をいただきます」の会に参加して来ました。
こちらの会は、仕事やプライベートなどを通してさまざまご縁が繋がり、開催できたイベントでした。
私自身は今年から佐久に拠点を移して活動しておりますし、一緒に住んでいる父は10年前に仕事で単身赴任したのがきっかけで住み着いてしまった、いわゆる移住者です。
コロナもあって、移住や田舎暮らしというキーワードも以前より多く見聞きするようになりましたよね。
実際、空き物件がないエリアがあるくらい、長野も人気の移住先の一つのようです。
でも、実際のところ。
田舎が良い、自然がいい、と一言で言ってみても...やはり都会よりは不便なのは当たり前で。
実際に住むこと、その土地に根ざすことって、そう簡単なことではないかもしれませんね。
移住してきたはいいものの、地元の人との交流ができず孤独だ、とうリアルな声も同時に見聞きします。
なので、どこかで地元の方とを繋ぐきっかけやイベントって、大切なんですよね。
そして、田舎の良さをより深く感じられるのも、もしかしたら外から来た人たちかもしれません。
当たり前に水が美味しくて、野菜がおいしくて、空気がきれいで。
そんな自然は、お金では買えない価値だと思います。
さて、前置きが長くなりましたが...
佐久市望月にある天然温泉「ゆざわ荘」にて、「おむすび&お味噌汁をいただきます」の会が開催されました。
今回も、移住された方々を中心に企画・開催された、素敵な会で。
農家さんが手間暇かけてつくる無農薬のお米のおいしさを、味わって欲しい。
おいしいご飯の炊き方、おむすびの握り方、お味噌汁やお漬物のおいしさなど...
そんな当たり前だけど大切な文化を少しでも、子ども達に伝えたい。
そんな想いが形になった会でした。
(お出汁も、昆布とかつお節でていねいに。)
(たきたて、土鍋ごはん!)
前後では農家さんからのお話や畑見学もありました。
やっぱり、ネットで調べたり一般的に言われている物事と、直接聞く生の声って、全然違います。
もちろん、実際に手を動かしてやってみないと本当には分からないけれど...
そうでなくとも、そんな何かを頭だけでなく心や身体で感じることそのものが、宝になるんだろうな、としみじみと感じました。
お米は本当においしくて、しばらくお腹が空かないほど腹持ちがよかったです。
やけどしそうだった手のひらも、「握ったぞ!」という満足感の余韻が残っているようで、しあわせでした。
長野は本当に、素材がそのままで、新鮮で、おいしい。
そんな農家さんのものをいただける、ありがたさ。
ゼロからの課程を見たり体験することで、そのものの価値がまっすぐ、伝わる。
大切なことは、そうやって伝えていくのが、子どもたちにとっても一番響くんだろうな、と感じました。
そんなものを、素のまま味わい、素のままおいしいと感じられる心身でいたいな、と思いました。
もうすぐ、新米の季節。
稲刈りして、はぜ掛けして...農繁期だけれど、とても美しい風景でいっぱいになる時期。
私は仕事もかねて名古屋に帰りますが、ちょうど収穫には間に合うかな!
イベントもまた続けてできたらいいね、と話していたので...
また次回が楽しみです!
企画・運営してくださった方々、参加者の皆さま、楽しい時間をありがとうございました^^
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