茂来山に登って来ました。
山に登るのは、学校の行事以来?!と思っていたけれど...
そういえば10年前(!)に高尾山に登ったことがありました。
当時、ミシュランに載ったとかで話題になり、ミーハー心で挑戦。
と言っても、はじめてだったので普通のスニーカーで、1時間しないくらいの登山でした。
なので、本格的なのは今回がはじめてだったかもしれません^^
「山のアトリエ朝の会」で知り合った方々とご一緒に。
アウトドアな趣味って、なかなか一人じゃ始めづらいことが多いので...
こうしてお誘いいただけることが、とっても嬉しいし、ありがたい限りです。
待ち合わせをして、朝7時頃~登山開始。
はじめは、森の深い空間に、大興奮!
ちょうど雨上がりだったので、土は湿り、草木は呼吸するように薫っていました。
落ち葉が蒸され、発酵しているような感触に。
「あ、『畑は土が大事、土作りから』って言われるけれど...自然のリズムではこうして連携し合い、土が作られ、循環してるんだなぁ...」としみじみ感じました。
微生物たちの、宝庫。
地面や周囲の草木・虫たちに心奪われながら登っていたけれど、それはまだまだ余裕があったからのようで...笑
徐々に息が切れ始め、きちんと呼吸のリズムを整え、深く「吸って・吐く」をしないとしんどくなって来ました。
途中、何度か休憩しながらでしたが...
急な勾配の所では、私、真夏にお散歩してる犬のようになり(笑)恥ずかしいけど、止めたら死んじゃう!、というダブルパンチでめちゃくちゃ苦しかったです...
あともうちょっと、もうちょっと、を繰り返し...ついに山頂へ。
片道、2時間くらいでした。
こんな地上高くまで...!という感動で、しばらく呆然。
山って、綺麗。
青々としてて、山脈がなめらかな海のようで、潤っていて、ため息が出る。
そして、足腰使って、心臓もげそうな思いをして(笑)苦しみながら登ったからこそ...
この景色が見れるということ。
ヘリコプターかなんかで、急にひょいっと山頂にたどり着いたら、こんな感動はないんだろうな。
高い・低い、
苦しい・楽しい...
そうやって波のように「差」があるからこそ、感じられることがたくさんあるんだろうな。
とか余韻に浸る間もなく(笑)、山頂ではお待ちかねの、コーヒータイム。
本当はお豆挽いて、挽きたてをドリップしたかったけれど...
とにかく荷物は軽くしたかったので、カンタンに(笑)
でも、皆さんお菓子やら、手作りゼリーやら!持って来てくれて!
お皿がなかったので、葉っぱやお花、山椒も調達して、即席おままごと状態^^
こどもの頃、こんな感覚でよく遊んだな〜!
なつかしい^^
そんな贅沢タイムを経て、いざ下界へ。
下りは下りで、また別の筋肉と神経を使うようで...
私はわりと下りの方が得意でした^^
足場を気にしながら、滑らないように淡々と下って行きました。
同じ道でも、また見えてくる景色が違い...
それもまた興味深くて、おもしろかったです^^
久しぶりに、これでもか!ってくらい汗をかいて...
吹き抜ける風で乾かされ...
心地よい疲労感とともに、登山が終了しました。
ふ〜と一息ついていたところ、
「これから温泉へ行って、額縁づくりを教えてもらうんですけど、いかがですか?」とお誘いいただき...!
二つ返事で、ついて行きました。
山から下りても、また夢のような時間が...!
つづきます。
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