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料理の楽しさを.



ご縁あり、佐久高原ゼロ磁場ロッジにて素敵なイベントに参加しました。


地元&各地のおもしろい方々が集まり、交流するというもの。

当初はシェフのお料理、チェロ演奏、太極拳、ヘアメイク、施術...etc

さまざまな体験・交流の場となる予定でしたが、世相もあり縮小規模にて開催しました。


はじめましての方々が多く、最初は少し緊張しましたが...

ロッジに到着するなり、キッチンにてシェフが料理の仕込みを始められていました。



挨拶も早々に(笑)シェフの弾む声に反応するように、ディナー仕込みのお手伝い。


とにかく食材にこだわり、調味料もほぼご自身で作られているシェフ。

「これ何ですか?!」というシロップやペーストだったり(松の葉のサイダーとかも!)、

地元の新鮮な素材をふんだんに使った、その場限りの創作料理。


(信州産福味鶏に、本マグロ!)


料理歴はうんと短い私ですが、長野に来るようになり、素材に恋をするかのように(笑)日々の料理を楽しんでいます。


教室に通ってたこともありましたが、あまり型にハマったレシピが得意ではなく...

自宅のキッチンでひたすらに失敗を重ねていくうち、


素材そのものを知り、調理の幅を知り、味の足し引きを知り...


五感を使い、自然と覚えていったと思います。

失敗も、続けていけばいつの間にか、失敗ではなくなっていきますよね^^




いつも思うのは、私たちはいつでも、脇役。

素材ありき、調味料ありき。

「おいしくなあれ」という言葉も習ったけれど、私はいつでも

「おいしくってありがとう」と目を細め、素材たちにeyeビームを送っています^^


そして、こうして楽しくお料理していると...

鮮やかな色合いや素材達のパワー、その場にいるみんなのワクワクや笑い声に感応するかのように、リズムよく料理が出来あがっていきます。


(お豆腐入りのオムレツ。パンケーキみたく、3枚重ねて。)


私はいつも、余りもので作るのが好き。

料理はその場そのものと調和する感覚なので...


パズルのピースがハマるように1品1品できあがり、完成間近のラスト1ピース!なとき。


その場にあるものがぜーんぶ綺麗に1つのレシピに収まる瞬間が、たまらないんです。


余りものにこそ、神さまが宿っている。

そして無駄なものなど1つもないという、ピンと線が張られるような、美しさ。


今回はシェフのレシピに沿ってみんなで作業していましたが、どうしようもなくちょっぴり残った、所在なさげな食材たち。

そんな「いちじく」と「生ハム」と、目が合ってしまう。


その場にあったサワークリームと...

はちみつがなかったのでお砂糖でキャラメルをつくり、お塩を少々。

あ、お好みでコショウもいいね〜と掛けたら、めちゃくちゃ美味しかった!

シェフにも褒められて、私ご満悦(笑)


とにかくみんなでわいわいして、

「美味しそう!」「口の中がよだれ!」「そろそろ我慢ならぬ!」

とか言いながら、一緒に食べる。

大きい鍋でつくると、同じレシピでもなんか美味しいんだよな〜。

見てるだけでもう大満足...なんだけど、全部食べてやりたい!と鼻息も荒くなる。


見た目の美しさと裏腹に、そんな野生に戻ってしまいそうなワイルドな感覚も持ち合わせながら、みんなで頂きました。



そして翌日、いつも通りキッチンに立つと...


ふと出来上がった料理の色合いをみて、

「あ、昨日の料理に触発されて、鮮やかになってる!組み合わせもまたぴったり!」と自画自賛。笑


美しさとおいしさと、楽しさと...

ふんだんに浴びたそんなエネルギーが、今こうして目の前の料理に反映されている。

あ、また循環してるな〜とほくそ笑む^^



料理って、疲れているとつい手を抜きたくなるけれど...

そんな時こそじっくり台所に立つと、何倍にもなって自分に返ってくる気がします^^

そしてこうして軸を戻してくれる時間が、心底ありがたいなぁと感じました。


本当、美味しくて楽しいので、次回も早速リクエスト。

こうしてご縁がまた広がるのがまた、とても嬉しい。


知ってる人も知らない人も、混ざって混ざって、ゆたかになって。

老若男女、そうやって暮らせたらいいな〜と思いながら。


まだまだ余韻に浸りつつ、そんな彩りを日常に散らしながら、日々のお勤めもがんばります^^


長くなりましたが、読んで頂きありがとうございました^^



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