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田植えとアーシング.



瑞々しい新緑の景色から、一面の水鏡に、蒼々とした苗たち。

夜はカエルの大合唱。


こんなにも風景が変わるものか、と日々五感を刺激され、小さなしあわせをたくさん感じているまいにちです^^



今年は、田植えのお手伝いをさせてもらいました。


足袋に農作業服に...

見た目から入る楽しさも味わいながら、見よう見まねでお手伝い。



吸い込まれるようなうつくしい景色の中、

気づけば、裸足で。


大変さと同時に、ものすごい気持ちよさを味わわせてもらいました。


泥だんごも、パン生地こねるのも。

マッサージ同様に「人肌」らしい心地良さがあるから、みんなハマっていくもんだなぁ...と勝手に思っているのですが^^


田んぼの中に入るのも、おんなじことなんだな!と再確認。


泥の感触、ほどよくぬるい温度の水。

足裏や足指をほどよく刺激され、体力的には疲れても、筋肉の奥の奥にひそむ疲れがリリースされていく感覚がありました。


まさに、アーシング。


芝生などももちろん気持ちよいけれど、

ダイレクトな、土と水。

太陽の火の力と、吹き抜ける風の中で...


完全なバランスの中、まさに「大地とつながっている!!!」という感覚でした。

終わってからも数日間、手足がビリビリして何かが刺激され、抜けていくのを感じていました。


そして田んぼには、準絶滅危惧種(!)らしいトノサマガエルも。

アメンボやタガメ、ホウネンエビにカブトガニ(勝手に動いて、田んぼを耕してくれるそう!)...etc


そんな生き物との出会いも、ワクワクとっても楽しかった!



普段は視界に入らない、「土」や「虫メガネ」の世界。


マクロもミクロもたいせつだけど、

ミクロな世界はいつも、美しいほどかんぺきな編み目の中、繰り広げられている。


人間だけでは、決して成り立たないこと。

そうやって、脳を内側からマッサージしてくれるような、作用があると思います。


そして、「生」に向かってひたすらに動いている物質特有の、

きらめきと、かがやき。


可愛かったなぁ...^^



そして手作りのお昼ごはんや、たびたびの休憩時間のいっぷくも。


おはぎに梅干しなども頂きながら...なんてしあわせなんだろう、と

腰の痛みがあるからこそ(笑)より一層その煌めきが際立つ時間でした。



ひとつひとつ全部手仕事でやっていくのは、

本当に大変なんだということも。


こんなにも手間暇かけるからこそ、

お米の一粒一粒には、パワーが宿る。


麦ではなく、米を主食とするわたしたち。

その背景を、ほんの一部ですが垣間見ることが出来て。


一粒万倍のお米。

麦のように粉にせずとも食べられる、お米。


そして、そのことを体感してからいただくお米のパワーも、

知る前と後ではきっと全然違うのだろうな、と思います。


いつも思うけれど、「学び」って本当に、体験することに尽きるなと感じます。

「お米が大切」とどんなに伝えても... その様を見て、体験するだけで、言葉以上に伝わると思います。




田植えも、長い長い工程の中ではほんの一部の作業。


植えてからは、ひたすらに雑草との戦いだと聞きます。

それに負けないくらいの、土作りや籾選び、育苗...etc

すべてが繋がっていて、どれも大切だということ。


わたしも出来る範囲でお手伝いしながら、季節の農作業を体感していきたいな、と思っています。


今は、長野から名古屋へ移動し、そのさまざまな「違い」にびっくりしております。笑

暑さに負けず、名古屋じかんも楽しみながら... ちょっぴり恋しい田んぼの風景を思い出しつつ、過ごしていきます。


長くなりましたが、読んで下さりありがとうございます。



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