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5/30 おむすび施術会 終了. -5月の身体と食糧の話-


おむすび施術会、終了しました。





当日は、早くからゆみさんがおむすびを握ってくださいました。

精米したて、つるぴか米の、おむすび三種でした^^


(玄米もち米 はちみつ梅、

新生姜とおかか、

自家製塩麹シャケとごま!)


精米も“玄米”からではなく、“籾”からの精米です。


私も自宅で精米機を使っていますが、家庭用なので玄米専用です。 なので、籾からだと鮮度や精米の具合が違います。

お米も、米ぬかや米油があるくらいなので油として酸化しますよね。

(名もない農家さんも、お米の注文の際は「1ヶ月以内で食べ切れる分を」と言っておりました。)


土に触れる生活をしていると、鮮度についてもよく考えます。


畑をしていたら、その日食べる分だけ収穫して...と、土が冷蔵庫代わりのような?生活になっていくんだな...!と感じたことがあります。


あとは、スーパーのように年中お野菜がある訳ではないので、冬越しの仕方(特に信州の冬は野菜が採れないので)についても、絶賛学び中です。


根を切って保管したり、 夏に仕込んでおいて冬まで食べ切ったり。

土の中や冷暗所で冬越ししたり。

そうして追熟する方が美味しくなる、とう場合もあるらしく...

つくづく、人様の知恵ってすごなぁ...と感じます。


知識と、知恵。

後者は実践ありき、のイメージですが本当に大切なことだな、と感じます。

そして、それはカタチはなくとも毎日の生活を通して「手ごたえ」を感じさせてくれ、実感のある幸福感につながる気がしています^^



さて、今回は名もない農家さん open Day。 おむすびを買いに来た方、知らずにふらっと来た方...etc 差し入れもいただいたり、かあさんのおもてなしに初めましての方々との会話も弾み、

和やかな雰囲気の中、施術させていただきました。




ちょうどあたたかく晴れた日でしたが、 前後では雨が降ったり、寒い日もありました。

4月とは打って変わっておだやかな天気にはなりましたが、

風が強かったり寒暖差も激しく、自律神経の乱れが顕著に表われている方が多い印象でした。


「5月病」との言葉がありますが、まさに春からの環境の変化が多く、その影響がタイムラグを経て「症状」としてあらわれやすい時期なんだろうな、と思います。


精神的な疾患でなくとも、不定愁訴や腰痛・肩こりの場合でも、 お身体を診ていくと、一人一人にとって 「カラダが無理したときの“出口”となる内臓や関節などの場所」にある程度のパターンが見受けられます。


施術においては、

肩こりや頭痛などの表面に出ている「症状」から診ていくのではなく、

実際のカラダにとっての「歪み・ねじれ」「滞り・硬さ」などを診て、

カラダにとって必要な箇所からアプローチし、ゆるめていきます。


基本的には頭蓋から診ていくことが多いですが、さまざまな余波のバランスを取る役割であるカラダの中心部(脊柱や骨盤など)も整えていきます。


定期的に診させて頂くと、よりそのパターンが分かりやすかったり、

「症状と原因がまったく別の場所にあるんだ!」ということが腑に落ちると、

対処的なアプローチよりも、生活習慣の改善に自然と行動が変化していくことも多い気がします。

(たとえば、腰痛が内臓の負担や感情的なストレスから来ている、など)


そんな風に、カラダのメンテナンスの一つとして、ホロソフィー®の施術でお伝えできることをお伝えしつつ...

カラダのパフォーマンスが上がり、より人生を波乗りしやすくなればいいな、と思いながら施術をさせて頂いております^^



そして、最後は美和子さんが畑や田んぼを案内してくださいました。


無農薬でのお米づくり。

お水の管理や、雑草取りの手間など...

何かに頼らない、ということは自ずとどこかでその分の手間暇を掛けなければならないと思います。


タネ自体の強さ、土自体の強さ。

自然の循環を邪魔しないような、“農”の在り方。


そんなお話を、伺いながらの時間でした。



一粒のお米から、どれだけのご飯が食べられるんだろう?

手間暇かけることの大切さ、将来的な食糧の話。


そんなことを、ただ知るのではなく現場で見て、感じてもらうこと。

そうした「リアルなもの」を、 他の人たちや特に子どもたちに伝えていきたい、とおっしゃっていました。


大変な分、人出が必要で。

それをお手伝いしてくれる方々や、“朝活”などを通してみんなでお米づくりをされています。


私もまだまだ一部しか関わらせてもらっていませんが、そんな循環の一部に、できる限り参加させてもらいたいなと思っています。



これから起きてくる、出来事に対して。


お金でモノを買うと、その背景に想いを馳せることがどうしても少なくなりがちだと思います。

そして究極は「お金があれば何でも出来る」という価値観にも偏りがちです。


でも、これからそんな土台すら崩れたとき、

最後に残るのはいつも、 人との繋がり、想い、あたたかさ。


カラダもそうですが、 循環しない限り、滞り、淀み、どこかで不具合や不調和を引き起こします。


微生物や粒の世界に、想いを馳せて。

そんな循環を感じ取るセンサーは、日々の当たり前の暮らしの中にあるんだなと感じます。

そう感じさせてもらえる環境がまた、ありがたいな、と思いつつ。


長くなりましたが、 名もない農家さん、お越し下さった方々、ありがとうございました! また来月も施術会をさせていただく予定なので、詳細決まり次第お知らせ致します。

次回はまたどんな季節になっているのか、楽しみです^^


(ヤモリ、イモリ、どっち?! と言いながら撮りました。笑)


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