さて、先日は「浅間縄文ミュージアム」の講演会に参加して来ました。 近所にある、こちらの博物館。
長野にいると、あちこちで縄文の話を小耳に挟みます。
とはいえ、私自身は歴史にうんと疎いタイプなので... 縄文時代に元々詳しい訳ではなく、
当時のコミュニティの在り方や価値観そのものを「いいなぁ...^^」と思っていたくらいでした。
男女の役割がきちんとあり、
「円」で暮らしていて、所有という概念がなかった。
だからこそ、1万年以上争いがなかったということ。
狩猟・採集に貝塚に...
「縄文料理」と耳にするくらい、土器で飛躍的に広がった料理の幅。
書物はなかったので、すべて遺跡の発掘からの憶測にはなると思うのですが、
生活の知恵や工夫からも、やはり昔の人はすごいなぁ...という感じで。
なので、講演会自体がハイレベルだったらどうしよう?と思いつつ、
ひょんな流れとタイミングが合ったので、参加してみました。
細かい内容は文字にはできないですが...終わってみた感想としては、
「歴史って、ロマンなんだ...!」
ということ。
遺跡から発掘された「モノ」から、
タイムマシンに乗ったかのごとく、当時の生活のあれこれを想像する。
こうなんじゃないか?
なんでこんなものをつくったのか?
ここの、この模様はなんだ...?!
うんと、何万年も前の時空に、想いを馳せている。
よく考えてみたら、今手元にあるパソコンだって、いろんな人や時代の技術の賜物でもあり、
そうやって時空を超えて、「目にみえない事象」に想いを馳せることそのものが、ロマンなんだな...と感じました。
答えは決して、分からないけれど。
でも、そうやっていのちは繋がれ、紡がれている。
カラダも同じで、
「なんで子宮ってあの形なの?」「なんでこれは2つあるの?」...etc
足の骨一つとっても、「なんでだろう?」とあらゆる視点から考えてみると、
お片付けと同じで、ピタッと収まるような点が見つかったりする。
もちろん、身体をつくった「存在」にしか答えは分からないけれど、それも憶測の一つ。
いろんな意味で、かんぺきで無駄がないように出来ているんですよね^^
(お手洗い案内の土偶ちゃん。
頭にしっかり付いています。笑)
そして、妖精なのか分身なのか、架空の妄想なのか...
ユニークな縄文土器たちも、形さまざまで本当に興味深かったです。
冬になるとみんなが雪だるまをつくるかのように、
同じ心意気で、縄文土器をつくっていたんじゃないかなーとわたしは感じています。
そんな心の余白やゆたかさそのものが、素敵だなぁと思いました。
講師の譽田亜希子さん、わたしは存じ上げなかったのですが彼女の冒頭のトークからつい引き込まれ、
帰り際には本を手に、サインの列に並んでしまいました♪
そして、「好きなスタンプ選んでください~」とのこと!
とっても可愛い!
消しゴム作家さんにつくってもらったそうです。
イラスト満載で読みやすいので、サロンの本棚に追加しました^^
また気になる方はぜひご覧ください♪
はるか昔から人が住んでいた地域はきっと、イヤシロチそのものなんだろうな。
ここ佐久市も、浅間山の位置関係なのか、ほとんど雪は降りません。
日照率も高く、陽射しも強く、寒暖差も大きくて野菜がとても美味しい! 人間に経絡やツボがあるように、
地球にも、日本列島にも、そういう場所があると思っています。
山や川、海底山脈、井戸、神社や酒蔵がある所...etc
土地のエネルギーも各地で感じながら、またいろんな会に顔を出していこうと思います。
立春のタイミングで参加できたのも、きっと何かのご縁。
長野のおすすめ縄文系?博物館も紹介して下さったので、アンテナ張りつつまた訪れようと思います。
にしても、それぞれ山の上にあるので、現在は閉館中という...
つくづく山の生活ってすごいなと思います。笑
いつも同じ、がない、季節に沿った暮らし。
それを人は「不便」と呼ぶけれど...
歴史を振り返ると、その感覚そのものがもしかしたら、不自然かもしれませんね^^
いちど楽を知ると戻りづらい人間ですが、その辺りの感覚も楽しみながら^^
ちなみに浅間縄文ミュージアム、
縄文人体験に...いろいろと工作したり体験ができるので、家族連れにも是非おすすめです!
それでは、また♪
(氷の大陸に、つるつる歩く鳥たち...^^)
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