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お味噌づくり in GojiGoji sobockle

ちょっと変わったブレンドのお味噌づくりの会に参加しました。


お味噌づくりをはじめたのは、8年ほど前。

東京×核家族で育ったわたしは、いわゆる“おばあちゃんの知恵”とは無縁の生活でした。


お野菜はスーパーで買う物でしたし、

大豆=枝豆ということも知らないくらい。笑

お野菜も調味料も、当たり前に“買う物”で、料理もほとんどしませんでした。


でも自分の体調不良がきっかけに、今では発酵にハマり、即興(?)料理にハマり...

少しの不便と引き換えに、手しごとをする充実感を覚えてしまい、 ちょっとしたものでも「自分でつくれるかな?」と考え、実践するようになりました^^


まめまめしく、日常のあれこれを手しごとで満たしていくと...

自分の細胞そのものを育んでいるようで、全身からしあわせ感、充実感が溢れて来ます。



今回は、立科町の「あおいそら」さんという農家さんの米麹、大豆を使用しました。

無農薬・無肥料・不耕起の自然栽培での、食材たち。

麹ももちろん、自分たちで栽培したお米に麹菌を醸し、手作りされています!


大豆は在来種をよく見かけますが、東信エリアでは「麹いらず」が多いみたいですね。

直売所でもあらゆるお豆が売っていて... きっと北から南まで、比較的どの地域でも栽培されているのが、お豆。

保存も効きますし、きっとカラダの土台の組織ををつくるパワーも強いんじゃないかな、と感じています。


お話を伺っていると、大豆だけでなく黒豆や小豆でつくられる方もいらっしゃるそうです!

(長野市の方では「黒麹」なるものも、あります^^)

今回は珍しくパンダ豆というのもあったので、せっかくなので4種類をそれぞれブレンドしました。

(パンダ豆はいんげん豆に近い食感・香りでした!)



お豆を茹でて、潰して。

麹に塩を混ぜて「塩切り」し、潰したお豆と合わせてボール状にし、空気を抜いて保存するだけ。

とってもシンプルな過程ですよね。


私は愛知にいた頃にはじめて習ったので、当時は「豆麹・麦麹」のブレンドでした。

いわゆる「赤味噌」ですね^^

信州は米麹100%のやや塩味の強いお塩が主流です。

寒い地域ならではですね。

発酵食品は特に、地域のイロがあらわれやすく、あれこれ知るのも、とても楽しい!


昔は村ごと、地域ごと、大きなお家でみんなでまとめて仕込んでいたんでしょうね。

人が何人も入れる釜や樽があったり...歴史を感じます。

単純作業も、ひとりでは飽きるけれどおしゃべりしてたらあっという間。

きゃっきゃ言いながら手を動かして、言いたいこと言い合って心もスッキリして、気づけば出来上がっている。


こういう作業をしていると、はるか昔に戻ったような気分になり、ほっこりします^^

女性ってやっぱり、強いなぁ...!^^笑




仕込みのあとは、発酵あんこのぜんざいやアチャールも頂いてしまいました。

美味しかったなぁ..!


私もしばらく、お味噌や梅などは仕込めていなかったので...

新生活で根を張りがてら、今年からは積極的にやっていこうと思います。


お土産の米麹まで頂いたので、さっそく自宅でも追加で仕込みました。

あっという間に食べちゃいそうですが、みんなでお披露目会したいね~と話していたので、それを楽しみに^^



まぁるいものってやっぱり、無性に可愛い。

そして、自分がテを掛けるほどに、より一層愛情が増す気がします。

「食」のパワーの源は、そんな祈りようなエネルギーかもしれませんね♪


カビルンルンには気をつけつつ、時々愛ビームを送りつつ、夏まで見届けようと思います。

楽しい時間をありがとうございました^^


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